こちらは、今年春に施工したT様から先祖代々のお墓の補修工事依頼を受け、工事に至りました。
このお墓は、小高い丘の墓地にあり通路幅が1m~2mと狭く工事車両の使用が制限され、勾配のある坂は人力作業に支障を来す場所でした。しかし現地での施工法確認の際、発生土やコンクリート殻、コンクリートブロックなど資材の運搬、土間コンクリート打設、階段に使用している大きな石の仮撤去・復旧と、どうしても工事車両を使用する必要があり、その点でかなり悩むことになりました。
協力会社と話し合い、発生土や資材、コンクリートの運搬は小型クローラーダンプ(後述の写真参照)、大きな石の移動にはカニクレーン(カニのようなクレーン、後述の写真参照)を使用しあとは人力で施工するという方法で行いました。
工事は寒い時期で周囲に電気や水も無くとても大変でしたが、大変であることで協力会社の方々と共に一致団結し工事に臨むことができ、とても思い出深いものになりました。
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