M様邸防虫ネット張替工事

 こちらは、名刺を持ってあいさつまわりをしている時に知り合ったM様本人からの依頼で施工に至りました。

 2階のベランダに小さなカメムシが入ってくるため、どんな方法でも良いのでカメムシが入らないようにしてほしいというものでした。施工方法だけでなく、何年も先のことを見据え施工方法や素材を考えないといけないため、かなり悩むことになりました。

 そこで、施工方法を決定するため、サッシ屋、板金屋、大工等考えられ得る協力会社の方々に相談しました。費用を掛ければ立派なものはできます(アルミサッシ枠の網戸等)がそれではかなりの金額になり、予算を超えてしまいます。そこで費用対効果の高い方法として、板金屋にベランダ周囲に合わせてアングル材(L字の押さえ金物)を作ってもらい、防虫性能や強度・費用の最適なネットをベランダに隙間なくアングル材で挟み込む形で設置することにしました。

 次に、ネットの素材を決めます。主にマルカメムシ(画像参照)が入ってくるとのことだったのでその特徴をネットで調べました。体長は5-5.5mm、干してある洗濯物の温かさや、白い色を好む性質のためベランダに集まってくるとのことでした。そのため、忌避剤の染み込んだ防虫専用のポリエチレン製ネット(強度も十分)と、強度を重視したステンレス製のネットの2つの候補に絞られ、予算の関係でポリエチレン製ネットに決まりました。

 アングル材の素材は、錆びにくいガルバリウム鋼板製か、さらに錆びにくいアルミ製の2種類から、長期的なことを考え費用は高くなりますが、アルミ製に決まりました。


 今回の工事は、下準備(特に施工方法や素材の選定)に時間を費やしたことで、色々と学びの多いものになりました。おかげで、カメムシの特徴やネットの種類等かなり詳しくなったと自負しております。

 これを見て、我が家にも問題があるなと思った方は、気軽にご相談下さい。徹底的に調べ考えますので、最適な回答ができると思います。

北九州市のリフォーム・建物維持管理会社 佑ホームサービスです!

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